第7回宗教法人の公益性に関するセミナー シリーズ「宗教×SDGs」第1回 宗教界で進める「こころのユニバーサルデザイン」

日本宗教連盟主催・第7回宗教法人の公益性に関するセミナー

シリーズ「宗教×SDGs」第1回

 宗教界で進める「こころのユニバーサルデザイン」

 

 

 

※本(令和2)年3月に開催を予定しておりましたこちらのセミナーは、コロナ禍に対応するため延期を続けておりました。開催日はまだ未定ですが、第7回宗教法人の公益性に関するセミナーとして、年度内の開催を目指し鋭意準備中でございます。追ってまたお知らせ申し上げます。

 

皆様は「ユニバーサルデザイン」についてご存知でしょうか?

多様な人々が社会に参加するうえでの障壁(バリア)をなくす「バリアフリー」は良く知られていますが、ユニバーサルデザインとは、年齢や障害の有無、体格、性別、国籍などにかかわらず、誰にもでも優しく、わかりやすくて利用しやすい、建物や乗り物、案内表示、日常の器具や道具等々のデザインのことです。

一部の宗教施設では、手すりやスロープなどを設置してバリアフリー化を進めていますが、もともと文化財に指定されることが多い寺社仏閣、教会は、伝統的な石段や石畳などの景観を容易に変えることができないため、対応の難しさがうかがわれます。それでは、ユニバーサルデザインにかなっている、誰にでも開かれた宗教施設にすること、そして、誰もが宗教文化に触れて親しめることを実現するのは難しいことなのでしょうか。

近年、行政や企業では「心のユニバーサルデザイン」を推進しています。それは、施設の設備や表示などを改善するだけでユニバーサルデザインが達成されるものではないからです。「誰にでも優しい」「誰一人取り残さない」ことを目指すには、そこで働く人々や私たちが、多様な人々を思いやる心をもって誠実に対応することが必要なのです。

今回のシンポジウムでは、「バリアバリュー=障害を価値に変える」を提言し、多様な方々の視点に立ち行動する企業から講師をお招きして具体的なお話を伺います。日常の宗教活動のなかで私たちには何ができるのか、どのようなことを心がけるとよいのか、正しい関心と知識を持つことで、一人ひとりにできることを考えてゆきたいと存じます。

日 時    追ってお知らせいたします

会 場    浄土宗大本山 増上寺 光摂殿 【 東京都港区芝公園4-7-35 】

日 程    13:30~ 開会 (13:00受付開始)

13:40~ 宗教界に求められるユニバーサルデザインとは(60分)

講師 株式会社ミライロ 代表取締役社長 垣内俊哉 氏

休憩(10分)

14:50~ 実例紹介(20分) 築地本願寺副宗務長 東森尚人 氏

15:10~ <パネルディスカッション>こころのユニバーサルデザインを考える(80分)

パネリスト 垣内俊哉氏、

外務省SDGs担当者、ほか1名(交渉中)

[司会] 戸松義晴 日本宗教連盟幹事

16:40  閉会

参加者    参加費無料・先着順(定員150人) ※どなたでも参加できます。

参加申込  日本宗教連盟事務局に3月16日までにお申込ください。

日本宗教連盟事務局:〒105-0011東京都港区芝公園4-7-4 明照会館内

Tel:03-3432-2807/Fax:03-3432-2800/Eメールアドレス: こちらをクリック

  • Eメールでお申し込みの場合は、件名に「第6回公益性セミナー申込み」と明記。

交通案内

電車をご利用の場合

  • JR線・東京モノレール 浜松町駅から徒歩10分
  • 都営地下鉄三田線 御成門駅から徒歩3分、芝公園から徒歩3分
  • 都営地下鉄浅草線・大江戸線 大門駅から徒歩5分
  • 都営地下鉄浅草線 大門駅から徒歩5分
  • 都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅から徒歩7分
  • 東京メトロ日比谷線 神谷町駅から徒歩10分

  • 会場:光摂殿(こうしょうでん)1階 講堂(大殿左側の建物)

浄土宗大本山 増上寺 https://www.zojoji.or.jp/

シリーズ「宗教×SDGs(エス ディー ジーズ)」

国連が2030年までの達成を呼びかけている「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」は17のゴールのもと、169のターゲット、232の指標から構成されています。それらは、多様性と包摂性のある社会の実現、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)社会を目指し、各国政府や市民社会、民間セクターを含む様々な主体が連携して取り組むことが求められています。

いま流行りのSDGsといわれても、よくわからない・・・と皆さん思われるのではないでしょうか。実は、SDGsに掲げられている目標には、日本人にはなじみやすいものがあると言われています。なかでも、古来、宗教や宗教文化に根差した活動には、自然との共生や、人々に寄り添う救済活動、地域社会への貢献などがあります。これらの活動はSDGsの目指す方向性に添うものであるといえます。

シリーズ「宗教×SDGs」では、宗教文化や宗教に根差した活動の観点から、SDGsを親しみやすく読み解いて参りたいと存じます。

令和2年7月豪雨被害へのお見舞い

令和2(2020)年7月4日未明から続く記録的な豪雨により、九州や中国・四国地区、岐阜県、長野県等の各地で起きた災害により亡くなられた方々に、衷心より哀悼の誠を捧げますとともに、ご遺族、ご関係の皆さまの心中いかばかりかと拝察いたします。

また、行方不明の方々が早期に発見されますよう祈念いたしますとともに、豪雨により家屋の流出や浸水被害にあわれ、避難されている多数の方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 

令和2(2020)年7月10日

公益財団法人 日本宗教連盟

理事長 戸松義晴

このたびの新型コロナウイルスの社会的影響と、政府の支援策について(意見)

令和2(2020)年6月23日

公益財団法人 日本宗教連盟

 

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染は今なお世界的に広がっており、「緊急事態宣言」は解除になりましたものの、いまだ予断を許さない状況が続いております。

この感染症により、闘病されている方々に心よりお見舞いを申し上げます。また、感染症により亡くなられた方々に衷心より哀悼の誠を捧げますとともに、ご遺族、ご関係の皆さまの心中いかばかりかと拝察いたします。

 

今回の新型コロナウイルス対応に関して、本連盟では幹事会での検討を重ね、各方面に対して以下のような意見を述べてまいりました。

① 当初の緊急経済対策では網羅されない国民が多数いるため、支援から漏れ落ちる人々がないよう検討をすること。また、エッセンシャルワーカーに対しても医療関係者に準ずる優先的な支援をすること

② 国内に約18万ある宗教法人のうち、約7割が家族のみで奉仕し、年間予算規模が500万円未満の零細法人であるため、支援にあたってはその声にも耳を傾けていただくこと

③ 中小企業を対象とする事業が、非課税団体である公益法人にも対象が広げられたにもかかわらず、本来公益法人に含まれる宗教法人だけがその対象から除外されたことへの疑問

④ 信教の自由の擁護や宗教文化の振興、心豊かな社会の形成を担い、地域社会のコミュニティの維持のために重要な役割を果たしている宗教法人が、引き続きその役割を担っていけるようにすること

 

宗教法人は一人一人の信徒・信者によって支えられております。国民が等しく国難に瀕している中で、信徒・信者の置かれている状況を訴え、支援の検討をお願いすることも本連盟の活動として必要であると考えますし、それは宗教法人を特別扱いするものではないと思慮いたします。

その一方で、施策策定の過程において、地域コミュニティの維持という公益目的を果たしている宗教法人が、他の公益法人とは異なり支援の対象から除外されたことに対して、宗教法人のみ特別扱いされるのではという重大な危惧を持っております。宗教法人は法律上公益法人に属し、税制に対しても公益法人税制が適用され、その中で活動をしております。また、文化庁と協力して全国の宗教法人に対して、宗教法人の公益性を訴えており、今後も公共の利益に寄与する事に努めてまいりたいと思います。

上記②にあるように、文化庁の統計では、約7割の宗教法人は零細な運営で担われております。信徒・信者の生活の困窮により法人の収入が激減し、存続すら危うい寺院も多数あり、本連盟に対し、その窮状を訴える法人もあります。そのような宗教法人の切実な現状を各方面に届けることも、私たちの大切な役割と認識しております。

 

今後も日本宗教連盟は、宗教法人の置かれている現状を包括的に受け止め、寄せられる声を真摯に受け止めつつ、本質的な議論を進めてまいりたいと思います。

経緯の記録はこちらの記事をご覧ください。
要望についてはこちらの記事をご覧ください。

 

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