平成17年度 事業報告書(概要)

(平成17年4月1日~平成18年3月31日)

(1) 宗教をとりまく諸問題の研究と対応

  1. 鳥取県における「宗教法人提出書類」の情報開示に関する問題について協議をした。
  2. 文化庁文化部宗務課より、内閣官房、外務省及び厚生労働省による、朝鮮半島出身の旧民間徴用者等の遺骨についての情報提供に関する協力の依頼があり、同件について理事会で協議し、各協賛団体で対応し、協力することを承認した。
  3. 明照会館において、宗教教育に関する研究会を開催した。
    講師 島薗 進氏 (東京大学大学院人文社会系研究科教授・日本宗教連盟理事)
      奈良康明氏 (駒澤大学総長)
  4. 第2回「宗教と生命倫理シンポジウム」を開催した。
    講師 [コーディネーター]  
      島薗 進氏 (東京大学大学院人文社会系研究科教授・日本宗教連盟理事)
      [パネリスト]  
      小松美彦氏 (東京海洋大学教授)
      青木清氏 (上智大学名誉教授)
      今岡達雄氏 (浄土宗総合研究所専任研究員)
      斉藤泰氏 (大本教学研鑽所研鑽室長)
      竹内弘道氏 (曹洞宗総合研究センター宗学研究部門主任研究員)
      今井克昌氏 (立正佼成会中央学術研究所所長)
      参加者150名  
  5. 第22回「宗教と税制シンポジウム」を開催した。
    講師 成道秀雄氏 (成蹊大学教授)
      石村耕治氏 (白鴎大学教授)
      参加者130名  
  6. 公益法人制度改革に関する諸問題について協議。内閣官房行政改革推進事務局公益法人制度改革担当室宛に「公益法人制度改革について(質問と要請)」を事務局長名で発送した。
  7. 松田隆利内閣官房行政改革推進事務局事務局長宛に「「公益法人制度改革(新制度の概要)」に関する意見書」を理事長名で発送した。
  8. 自由民主党行政改革推進本部公益法人委員会・法務部会・内閣部会第3回合同会議において、事務局長が公益法人制度改革に関する意見発表を行い、幹事が列席した。

(2) 『日宗連通信』の発行

  『日宗連通信』を800部発行した。
    ・理事長の年頭所感
    ・公益法人制度改革と宗教法人への影響


(3) 宗務行政と関連事項等についての対応

  1. 「平成17年度第1回中国・四国地区宗教法人実務研修会」に幹事が出席した。
  2. 「平成17年度第1回近畿・中部地区宗教法人実務研修会」に幹事が出席した。
  3. 「平成17年度第2回中国・四国地区宗教法人実務研修会」に幹事が出席した。
  4. 「宗教法人制度の運用等に関する調査研究協力者会議」に事務局長が出席した。
  5. 「平成17年度第2回近畿・中部地区宗教法人実務研修会」に幹事が出席した。
  6. 宗務課作成ビデオ「宗教法人の財務??事業?」の作成について協力対応した。

(4) 宗教教誨事業への協力

  1. 法務省矯正局長に、宗教教誨事業功労者を推薦した。
  2. 第40回教誨師中央研修会・教誨事業功労者表彰式典に理事長が出席し、祝辞を述べ、12名に感謝状と記念品の贈呈を行った。

(5) その他