日本宗教連盟 第4回 宗教文化セミナー テーマ:多様化する「家族」のあり方に向き合う

宗教者は、人々や社会の苦しみにどう向き合ってきたのか。私たちの生きている現世には、いろいろな苦しみや悩み、さまざまな矛盾が存在する。病気からくる肉体的な苦痛や死、人間関係の悩み、自然の力によるさまざまな災害、あるいは戦争による悲惨。苦しみを抱える人々に、宗教者はどのように寄り添い、向き合ってきたのか。

現代社会の中で、「今」と向き合う宗教者の声を聴く。

今回のセミナーは、「宗教は『家族』と『地域社会』を再生できるか」を総合テーマに掲げた3回シリーズの第3回として開催するもので、これまで「悩める若者にどう向き合うか」(第1回)、「『限界集落』化する地域社会と宗教の力」(第2回)をテーマに開催してきた。

第4回宗教文化セミナー・開催趣旨

戦後、日本社会は急速に従来の「家族」を解体し、核家族を生み出した。そうした家族を母体としてマイホーム主義や私生活主義といった新しいライフスタイルも作られた。しかしながら「家族」はさらに解体していき、現在もっとも多い世帯構成は単身世帯である。

三世代で同居していても、はたまた単身で生活していても、多くの社会的困難に直面する現代人にとって、「家族」はもっとも重要な存在である。社会に巣立つための場であり、あるときは苦難の時に帰ることのできる避難場所である。しかしながらその「家族」が苦しんでいる。社会の矛盾がそのまま家族の中に持ち込まれ、家庭内暴力、引きこもりは珍しくなくなった。

宗教者は「家族」の苦しみにどのように寄り添い、向き合ってきたのか、宗教者の声を聴く。

 

日 時   平成27年6月5日(金)午後1時30分~4時30分
会 場   セレニティホール(東京都杉並区和田1-3-20)
日 程

13:00 受  付

13:30  開   会

◎講演      國學院大学教授         石井  研士

◎パネルディスカッション

パネリスト

金光教財務部長        山下 輝信

浄土宗道往寺住職      柏   昌宏

立正佼成会布教開発部長 出射 優行

コメンテーター

明治学院大学教授        渡辺  雅子

16:30 閉  会

 

参加費    参加費無料・先着200人

※ 受付期間を延長いたします。
参加申込   6月4日(木)13:00までに、日本宗教連盟事務局へお申し込みください。

日本宗教連盟事務局 〒105-0011東京都港区芝公園4-7-4 明照会館内

Tel03-3432-2807  Fax03-3432-2800 Eメールこちらをクリック

※Eメールでお申し込みの場合は、件名に「第4回宗教文化セミナー申込み」と明記してください。

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