カテゴリー: シンポジウム
第6回宗教法人の公益性に関するセミナー「防災・減災、災害時の地域協力 社寺教会施設の活用を考える」
公益財団法人日本宗教連盟 第6回宗教法人の公益性に関するセミナー
防災・減災、災害時の地域協力 社寺教会施設の活用を考える
※お蔭をもちまして、本セミナーは盛会のうちに終了いたしました
多数のご参加を賜りありがとうございました。
※セミナーの模様はYouTube「公益財団法人日本宗教連盟チャンネル」でご覧い
【趣旨】
近年、世界的な異常気象により、日本でも豪雨や、地震、火山活動などによる災害が増加しております。
さて、阪神・淡路大震災や東日本大震災、熊本地震などで、多くの社寺教会の施設は避難者を受け入れてきた経験を経て、防災・減災のために災害時備蓄品の準備や避難所の整備の必要性と、地域コミュニティを中心とした協力の重要性を再認識してきました。
近年では、災害時の一時避難施設や井戸水の活用、緊急車両用駐車場、災害支援物資の仕分け作業スペース、遺体安置所として、社寺教会施設の使用協力等、地方公共団体と宗教法人の間で災害時協定の締結が進められています。2019年11月調査では、宗教施設と災害協定締結や災害時協力関係のある自治体は329自治体、宗教施設の指定避難所は2,065施設となり、2022年1月現在、自治体と何らかの災害時協力関係がある宗教施設は4,000を超えています。
熊本地震から6年となるいま、震災を顧みて、いつ起こるかわからない大規模災害に備えるべく、様々な観点と所見から学習したいと存じます。
記
日 時 2022(令和4)年5月18日(水) 17:30~19:30
会 場 大本山増上寺 慈雲閣 東京都港区芝公園4-7-35
プログラム 第1部 17:30~
開会挨拶 戸松義晴 宗教文化振興等調査研究委員会委員長(趣旨説明・パネル進行)
メッセージ 二之湯智 防災担当大臣
メッセージ 小池百合子 東京都知事
第2部 17:55~ パネルディスカッション
パネリスト
① 学識者 稲場圭信 大阪大学大学院教授
② NPO法人関係者 岩崎哲秀 熊本県・球磨村神照寺住職(熊本豪雨災害支援寺院)
③ 行政関係 内閣府
④ 行政関係 文化庁
⑤ 行政関係 東京都
⑥ 災害協力民間団体 石井時明 全日本葬祭業協同組合連合会会長
パネルディスカッション(35分)
主 催 公益財団法人日本宗教連盟
後 援 東京都宗教連盟、 宗教者災害支援連絡会
参加者 定員80名 (参加費無料・後日動画を公開)
参加申込 日本宗教連盟事務局に5月16日までにEメールでお申込みください。
[事務局] 〒105-0011東京都港区芝公園4-7-4 明照会館内
Eメールアドレス jaoro[AT]sepia.ocn.ne.jp
※本セミナーの動画は以下のリンクからもご覧い
4月1日開催の関係団体シンポジウム後援 <災害と宗教>
日本宗教連盟 【後援】 宗教者災害支援連絡会主催シンポジウムのご案内
本シンポジウムは、盛会のうちに終了いたしました。ご参加くださいました皆様に御礼申し上げます。
日本宗教連盟は、令和3(2021)年4月1日に開催の宗教者災害支援連絡会設立10周年記念シンポジウム「東日本大震災と宗教者の支援活動の新たな地平」(主催:宗教者災害支援連絡会、共催:「宗教と社会貢献」研究会)を後援しております。
以下のとおりご案内いたします。
宗教者災害支援連絡会主催シンポジウム「東日本大震災と宗教者の支援活動の新たな地平」
日 時: 2021(令和3)年4月1日(木) 17:00~20:00
形 式: オンライン(Zoomミーティング)
主 催: 宗教者災害支援連絡会
共 催: 「宗教と社会貢献」研究会
後 援: 日本宗教連盟
主旨: 東日本大震災から10年が経過しました。宗教者災害支援連絡会は2011年4月1日に設立され、宗教者、宗教研究者らが協力しながら、東日本大震災・福島原発災害の支援活動の充実のための情報交換に努めてきました。
被災者の苦悩や悲嘆はなお続いており、なおも支援活動は求められています。発足10年を記念するこのシンポジウムでは、そうした被災者の状況を思いやりつつ、この10年の東日本大震災・福島原発災害の支援活動を振り返り、被災者と支援者の新たな関わりのあり方を考えていきたいと思います。
また、その後に発生した熊本地震(2016年)、西日本豪雨(2018年)などの宗教者・宗教団体の災害支援の情報交換についても視野に入れながら、宗教者・宗教団体と行政や宗教以外のさまざまな支援者との連携や、防災活動の前進についても考えていきたいと思います。
【プログラム】
挨拶・趣旨説明 島薗進(宗教者災害支援連絡会・代表)
黙祷
発題
(1)戸松義晴(日宗連理事長、全日本仏教会理事長) 「東日本大震災以後の日本宗教連盟の取り組み――宗教と公共性」
(2)篠原祥哲(世界宗教者平和会議日本委員会事務局長) 「『つながり』が生み出す災害後の回復力:求められる『顔の見える支援』」
(3)千葉望(陸前高田市の真宗大谷派正徳寺出身のノンフィクションライター) 「コロナ流行下で迎えた陸前高田の震災10年」
(4)山尾研一(キリスト全国災害ネット世話人、クラッシュジャパン副代表理事・事務局長) 「東日本大震災後のキリスト者の災害支援について」
コメンテータ: 稲場圭信(大阪大学大学院人間科学研究科教授)
閉会挨拶 岡田真水(兵庫県立大学名誉教授)
司会 黒崎浩行(國學院大學神道文化学部教授)
参加費:無料
参加申し込み方法:宗援連のホームページにある「リンク先フォーム」でお申し込みください。
リンク(宗教者災害支援連絡会HP) → https://sites.google.com/site/syuenrenindex/
<日本宗教連盟の「災害と宗教」の研究>
平成23(2011)年3月の東日本大震災の傷跡は大きく、10年たった現在も復興は道半ばであります。震災直後から、避難所となった寺社仏閣、教会等は多く、また、宗教者や宗教法人・宗教団体関係者によって、被災地の救援・支援活動、被災者のこころのケアなどが行われてきました。
大規模災害の救済・支援は、宗教各派を超えた連携協力と情報交換が必要となります。「宗教者災害支援連絡会(略称:宗援連)」は、宗教関係者による災害支援活動の充実を図るために宗教者、並びに、宗教研究者・宗教学者の協力のもと平成23年4月1日に発足した団体です。
今回は、同会の発足に携わった日本宗教連盟関係者(当時の事務局長)も発表に加わります。
当連盟では、寺社仏閣、教会等の地域コミュニティーが災害時において果たす役割を考察し、日常的な地域の文化交流の場として連携することの重要性を認識し、公益目的事業を展開しております。宗教法人の災害時対応や、防災、減災の取り組みなどの社会貢献活動に係る調査研究・分析などを行い、宗教法人の思想、文化、役割等を通じて、宗教団体のみならず広く一般公衆へ宗教文化の振興を図ることとしております。