日本宗教連盟 創立70周年記念シンポジウム 宗教を現代に問う ―宗教への提言―

※お蔭をもちまして、本シンポジウムは盛会のうちに終了いたしました。
多数のご参加を賜りありがとうございました。

日本宗教連盟 創立70周年記念シンポジウム

宗教を現代に問う

―宗教への提言―

開催趣旨

昭和21(1946)年6月2日創立の日本宗教連盟は、平成28年度に70周年の節目を迎えました。振り返ると、この70年の歴史のなかで宗教界をとりまく社会は、大きな変化をとげ、価値観も多種多様となってきました。人々の生活の基盤ともいえる「家族」という観念も変わり、死生観も多様化して個人化が進み、人々の宗教への意識も変わってきました。

しかし宗教は数千年にわたり、人々の生活の指針となり、心のよりどころとなってきた歴史があります。人類の叡智ともいえる宗教は、たとえば東日本大震災などで大切な人を亡くした人々のやるせない思いに寄り添い続けています。ともすれば消えてしまいそうな地域の結びつきを、地域の祭りや宗教に根差した伝統行事などの持つ力が、ふたたび地域社会における人々の紐帯を強め、地域社会の活性化を促す役割をはたしていることも事実です。
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日本宗教連盟 第5回宗教文化セミナー 宗教者が担う社会活動 ―宗教教誨師、チャプレン、臨床宗教師の現場から―

※お蔭をもちまして、本セミナーは盛会のうちに終了いたしました。
多数のご参加を賜りありがとうございました。

日本宗教連盟 第5回宗教文化セミナー

宗教者が担う社会活動

―宗教教誨師、チャプレン、臨床宗教師の現場から―

 

開催趣旨

私たちは、常日頃から様々な社会活動に支えられて快適な生活を送っています。たとえば、企業や自治会など各種団体が行う清掃活動や環境保全活動、小学生の通学を見守る交通指導員や町の安全を見回る消防団などが一般的によく知られています。一方、身近なところでは行われていない活動ですが、人々のこころを支える大切な社会活動の一端を宗教者が担っています。

一つは「宗教教誨師」と言われる活動です。「教誨」とは、様々な理由から罪を犯してしまったために矯正施設に入っている人々に対して、民間の篤志の宗教者がそれぞれの教えに基づいて、一人ひとりのこころの葛藤に寄り添い、罪の自覚と反省を促しながら改善更生へと導く活動をいいます。矯正施設では一人ひとりの信教の自由が尊重され、宗教行事に参加できるようになっており、要望があれば宗教教誨が提供されます。守秘義務があるため一般に知られていませんが、社会復帰に寄り添う地道で大切な活動です。
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第3回宗教法人の公益性に関するセミナー 要旨 「共通番号制度の導入と宗教法人」―マイナンバー社会保障・税番号制度の概要と宗教法人の実務対応について―

共通番号制度の施行を目前に控えた平成27年9月14日、大本山増上寺・光摂殿講堂(港区)において、第3回宗教法人の公益性に関するセミナー「共通番号制度の導入と宗教法人」を開催した。

水町雅子弁護士・前内閣官房社会保障改革担当室参事官補佐には制度の立案に携わられた経験から番号制度の概要を、また、木村匡成公認会計士・日本宗教連盟監事には宗教法人の実務対応について具体的な内容について、それぞれ講義をいただいた。参加者は熱心にメモを取るなど、制度についての理解を深める有意義な会となった。

宗教法人も役職員等に給料を支払っているため、個人番号を取扱うことになる。今後も法改正や、ガイドラインの改正などが行われることもあるので、定期的に最新情報を確認する必要がありそうだ。

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