教派神道連合会

 教派神道連合会(略称「教派連」)は、明治28年(1895)年に「神道同志会」として発足し、当初の加盟教団は出雲大社教、御嶽教、黒住教、實行教、神宮教、神習教、神道大成教、扶桑教でした。その後、明治32(1899)年に神道本局、神理教、禊教が加盟して名称を「神道懇話会」と変更し、さらに明治 45(1912)年には金光教、神道修成派、天理教が加盟して「神道各教派連合会」と改称しました。昭和9(1934)年には名称を「教派神道連合会」と変更して今日に至っていますが、その間、加盟・退会・名称変更・解散する教団があり、現在では出雲大社教、大本、御嶽教、黒住教、金光教、實行教、神習教、神道修成派、神道大教、神理教、扶桑教、禊教が加盟しています。
 目的は「神道教化の活発な展開を図り、道義に基づく、文化日本の建設に寄与して、世界平和の確立に貢献すること」(規約第4条より抜粋)で、2月、8月をのぞく毎月の定例理事会をもって活動を進めています。
 また教派連に加盟している教団の若手リーダーが中心になって活動している「教派神道連合会青年会議」は、平成2(1990)年に「教派神道連合青年会議」として発足し、平成8(1996)年から現在の名称を冠しています。その目的は、それぞれの教団の垣根を超えて次世代を担う人たちが交流することによって、教派連の目的を達成するための自己啓発、相互啓発をはかるところにあります。
 この教派連青年会議が中心となって、平成7(1995)年には教派連結成100年の記念イベントが開催されました。すなわちその年の5月には記念式典・祝賀会が、また11月には記念シンポジウム「21世紀を担う神道」が開催され、その結果の一端は「教派神道連合会結成百周年記念誌『いのりとつどい』」に結実し、全国の主要図書館などに寄贈されました。
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教派神道連合会ホームページ http://kyoharen.jp/