平成14年度事業報告書(概要)

(平成14年4月1日~平成15年3月31日)

(1) 宗教をとりまく諸問題の研究と対応

1.厚生労働省社会・援護局援護企画課、環境省自然環境局総務課による千鳥ヶ淵戦没者墓苑の改修についてのヒアリングに、事務局長、幹事が出席。

2.日本宗教連盟ホームページ開設準備会開催。理事、事務局長、幹事が、宗教情報リサーチセンターのホームページ担当研究員を交えて、内容の企画とサポート業務委託について協議。

3.第19回「宗教と税制シンポジウム」開催。

日程 平成14年11月26日

会場 明治記念館

講師 武田昌輔 成蹊大学名誉教授

石村耕治 白鴎大学教授

参加者 130名

4.文化庁文化部宗務課長、文部科学大臣官房企画官主任教育改革官が来訪し、中央教育審議会中間報告書に関して事務局長、幹事に対し説明があった。また後日、宗務課長、生涯学習政策局政策課長、文部科学大臣官房企画官主任教育改革官より、本連盟役員に対して、中央教育審議会中間報告書に関する説明があった。

5.「IT時代の光と影」勉強会を開催し、IT時代における宗教について研究。

6.文部科学大臣遠山敦子氏、中央教育審議会会長鳥居泰彦氏宛の「『新しい時代にふさわしい教育基本法と教育振興基本計画の在り方について(中間報告)』に対する要望書」を文部科学省に提出。(12月25日)

7.日本宗教連盟ホームページ開設(12月28日)

8.中央教育審議会第22回基本問題部会において、理事長が意見陳述、補佐として理事が出席。事務局長、幹事等が傍聴。

理事長が「『新しい時代にふさわしい教育基本法と教育振興基本計画の在り方について(中間報告)』に対する要望書」を中教審会長に提出。(1月22日)

9.「戦没者遺骨のDNA鑑定に関する検討会」に、事務局長等が出席。

10.シンポジウム「いま『宗教教育』を考える―教育基本法第9条の理念と現状―」を開催。

日程 平成15年3月27日

会場 プレスセンターホール

パネルディスカッション

梶田叡一 京都ノートルダム女子大学長・中央教育審議会委員

江原武一 京都大学教授

大谷哲夫 駒澤大学長・曹洞宗長泰寺住職

川又俊則 浦和学院高等学校教諭

西出勇志 共同通信記者

井上順孝 國學院大學教授・日本宗教連盟理事

参加者 142名

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(2)各種連絡会議(税制特別委員会・宗教に関する調査研究特別委員会)の開催

税制特別委員会開催。

第19回「宗教と税制シンポジウム」の企画。宗教をとりまく税制に関する情報交換。

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(3)『日宗連通信』の発行

『日宗連通信』発行700部

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(4)宗務行政と関連事項についての対応

1.平成14年度関東甲信越静地区宗教法人実務研修会に幹事が出席。

2.平成14年度近畿・中部地区宗教法人実務研修会に幹事が出席。(2会場)

3.平成14年度九州地区宗教法人実務研修会に幹事が出席。

4.公益法人制度の抜本的改革について、文化庁文化部宗務課へ照会。

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(5)宗教教誨事業への協力

第29回全国教誨師大会に理事長が出席し祝辞、宗教教誨事業功労者へ感謝状と記念品の贈呈。

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(6)その他

「社会を明るくする運動」への協力、ほか。